Mac/WinのPC上で「Android OS」を動かすエミュレータ – 5選

Androidエミュレータ5選
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アプリ開発において、ハードウェアで正常に動作するかどうか確認するために使われるエミュレータ。

でも、プログラミングする者だけが使うシステムではなく、異なる OS のアプリで遊びたい人にも簡単に使うことができるものです。

今回ご紹介するエミュレータは、「Android」を「Mac」や「Windows」などの PC 上で動作させるシステムで、人気があるものの中から6つ、独断と偏見で勝手に厳選。

エミュレータを選ぶための基本とメリット・デメリットをまとめてみました。

CONTENTS

エミュレータとは

所定のコンピュータや機械装置を模倣するシミュレータの一種である。
特に実機が存在するもの、ないし実機の内部ロジックそのものを再現するものを指すことが多く、仮想化技術のひとつでもある。
エミュレータは、対象となるハードウェア仕様を模倣して動作する。
それを利用するソフトウェアやハードウェアに対しては、適切なインターフェイスを提供する。
主な用途としては
新しいシステムでも、古いソフトウェアを実行するため。
あるコンピュータ上で、異なるオペレーティングシステムを同時に実行させる環境を構築する。
携帯電話、PDA、組み込みシステムなどのソフトウェアをクロス開発する際の実行環境として。
端末をエミュレータする端末エミュレータ。
ゲーム機やパーソナルコンピュータ向けのソフトウェアを、別の環境で実行する。
などがある。

引用元 – Wikipedia より抜粋

ん〜

なにやら難しい言葉で書き綴られてますねぇ。

まぁ、、、ざっくりと今回紹介するもので言うと、「Android)」アプリをデバイスや「OS」が違う「Mac」環境でも動作させちゃおうってこと。

いわゆるシミュレーション目的で利用することが多いものですね。

エミュレータ − 人気もの5選のメリット・デメリット

Android Studio

Android Studio
メリット

「Android」の公式 IDE (統合開発環境)

Google がデベロッパーのために提供する公式 IDE で、エミュレータが標準搭載されているものです。

「Android」アプリ開発ツールとして主流となってきているので、ネット上には開発の解説やヒントが多いため、Google 先生に教えてもらえるのがメリットのひとつ。

「Android」公式なので互換性も高く、安心感があるのもいいですね。

デメリット

あくまで IDE (統合開発環境)なので多機能なシステムであるため導入するにはどうしても高スペックのコンピュータが必要。

Android Studio

対応OS − Mac/Windows/Linux

フリーソフト

⬇ ダウンロードはこちら

Eclipse

Eclipse
メリット

「Eclipse」も IDE (統合開発環境)で IBM が開発。

エミュレータといえば「Eclipse」と言われるほどの定番ソフト。

今ではオープンソースとなり、さまざまなプラグインが作成されています。

デバイスの画面サイズや SD カード容量なども自由に設定できるので使いやすいエミュレータです。

デメリット

日本語対応するには日本語化プラグインが必要。

「Eclipse」は起動が遅く、動作環境には高スペックのコンピュータが必要となります。

Eclipse

対応OS − Mac/Windows/Linux

フリーソフト

⬇ ダウンロードはこちら

Plaiades − Eclipse 日本語化プラグイン

Andy

Andy
メリット

フリーソフトなのに多機能。

「Android UI」やローカルファイルへのアクセスなど、他のエミュレータでは有料版またはサポートされていない機能が標準搭載されています。

もちろん、「Google Play」も標準搭載。

「Andy」のウインドウサイズをドラッグで簡単自由に変更できるのも便利ですね。

また、リモートコントロール機能も搭載されているので「Android」デバイスをリモートコントローラーとしても利用することもできます。
例えば、仮想マシン上で動作させたゲームアプリなどのコントローラーとして「Android」端末を使うなど。

デメリット

「Andy」は仮想化ソフト「VitualBox」を使用して動作します。
なので「Andy」をインストールすると「VitualBox」も一緒にインストールされる仕組みとなっているのでインストールディスク容量も大きめ。
インストールに多少時間がかかります。

導入するコンピュータは比較的高スペックな動作環境が推奨されています。

Andy

対応OS − Mac/Windows

フリーソフト

⬇ ダウンロードはこちら

Andy のインストール方法

「Andy」のインストール・初期設定・日本語入力の導入方法はこちらをご参考ください。

BlueStacks

BlueStacks
メリット

「Android」デバイスを使っている感覚と同じ操作感で使用できます。

コンピュータと「Android」デバイス間でシームレスに連携できるのも特徴。

「Google Play」が標準搭載されているので、アプリのインストールも「Google Play」からインストールできます。

デメリット

日本語表示はできますが、日本語入力に関しては別途アプリをインストールする必要があります。

フリーソフトではありますが、フリー版は継続して使用する場合、起動するたびに有料版にするかスポンサーアプリをインストールするか選択しなければなりません。

BlueStacks

対応OS − Mac/Windows

フリーソフト(有料版有り)
有料版 − 2ドル/月

⬇ ダウンロードはこちら

BlueStacksのインストール方法

「BlueStacks」のインストール・初期設定・日本語入力の導入方法はこちらをご参考ください。

Genymotion

Genymotion
メリット

多機能なのに動作がサクサク!

機能性と速さが一番の売り。

「Android OS」の種類やデバイスを選ぶことができるので端末環境ごとにシミュレーションできます。

また、GPSを使った位置情報やカメラ・ビデオ・マイクはもちろん、加速度センサーやバッテリーなどのシミュレーションも可能。

「Genymotion」のウインドウサイズをドラッグで自由に変更できるのも特徴。
「BlueStacks」などはウインドウサイズを変更するのに手間がかかります。

デメリット

ユーザー登録が必要。

「Genymotion」も仮想化ソフト「VitualBox」を使用して動作します。
なので「Genymotion」をインストールすると「VitualBox」も一緒にインストールすることになります。

あと、バッテリー消費が激しいという意見も。

「Google Play」は搭載されていないので、インストールと初期設定が必要です。

Genymotion

対応OS − Mac/Windows/Linux

フリーソフト(有料版有り)
有料版
インディープラン − 136ドル/年
ビジネスプラン    − 412ドル/年

⬇ ダウンロードはこちら


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まとめ

それぞれのメリット・デメリットを簡単にご紹介しました。

多機能であったり動作の速さ、再現性、環境スペックなど、特徴を踏まえご自身に合ったものを選ぶ参考になれば幸いです。

いろいろと試してみて、効率的な開発環境を構築するのもひとつの手だと思います。

エミュレータ比較表

スクロールできます
名称価格対応OSGoogle Play主な特徴
AndroidStudioフリーソフトMac/Windows/Linux搭載Android公式 IDE
EclipseフリーソフトMac/Windows/Linux搭載IDE オープンソース
AndyフリーソフトMac/Windows搭載Android UI
多機能
BlueStacksフリーソフト
有料版 − 2ドル/月
Mac/Windows搭載シームレス連携
インストールが簡単
Genymotionフリーソフト
有料版
INDIE − 136ドル/年
Business − 412ドル/年
Mac/Windows/Linux別途インストール機能性と動作の速さ
OSとデバイスの種類を選べる

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